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ノー・ガンズ・ライフ
ハードボイルド漫画 ノー・ガンズ・ライフ 一巻 レヴュー



 身体を機械に代えて強化するという「身体拡張機能処理」を施し、大戦とよばれる戦争に参加した者を「拡張者(エクステンド)」と呼ぶ。
主人公、乾十三も「拡張者」の一人だ。
彼は身体拡張によって、頭部と両腕がリボルバーを模した機械になっている

重火器をその身に宿した、火力に特化したその能力を生かし、大戦後、「拡張者」が起こす問題を処理する仕事を営んでいた。

ハードボイルドを地でいくストーリーに興奮気味。
廃れた街で生きる「拡張者」達と関係者を、十三が大岡裁きしていく様は、カウボーイビバップ世代の私には堪らないストーリーだ。

キャラクターの人格を読者が感じ取れる作品も少ないが、『ノー・ガンズ・ライフ』はまさにそれだ。

主人公を異形の姿にする事で、かえって物語、キャラクターの人となりにのめり込める作品だ。
それはある意味ピーキーで、読者を選ぶ事にもなるのだろうとは思う。
『ドロヘドロ』などが有名だろうか。
だが、冒頭で説明したように、乾十三は頭部がそのままリボルバーの形になっていて、誰かに引き金を弾いてもらう事で本当の力が出せる。
その設定が、物語において、人と人ではなくなった拡張者との関係を繋ぎ止める重要な要素になりえている。

悪役も、悪役で、いい雰囲気のクズでして。
十三も、ヒールを演じる場面も多々ある。
だが、それはハードボイルドの王道、「人情」。
これですよ!
堅苦しい解説もしたくなりますよ。

だってかっこいいもの。
ハードボイルド

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04/25 11:40 | 漫画 | CM:0 | TB:0
2015年 夏実写映画化 進撃の巨人 16巻
2015年 夏実写映画化 進撃の巨人 16巻 レヴュー

ついに来るところまで来た進撃の巨人本編。

クリスタこと、ヒストリアレイス決心の時。
ヒストリアというネーミングにもミーミングを感じますね。

ここ数巻、物語は巨人そのものの脅威よりも、全ての根源に迫る内容になってきたなぁ。

16巻は、
「地下」で、ロッド・レイスに捕われたエレンと、クリスタ=ヒストリア・レイス(以下ヒストリア)は、レイス家の血脈の重要な意味が語られる。

エレンと触れ合い、ロッドの吐露を皮切りに、忘却していたヒストリアの過去が鮮明に脳裏に蘇る。
幼少の頃、姉フリーダ・レイスと暮らした記憶。
ヒストリアロッドに、姉はどこにいるのか?と疑問を投げかける。
その時、思わぬ人物の名前が・・・・
エレンの父、グリシャ・イェーガー
彼が、フリーダや他の家族を殺したという。
衝撃を受ける、エレンヒストリア

その同時刻、リヴァイ率いる調査兵団は「地下」への突入準備に入っていた。

はたして、ロッドの言葉の真偽は、真意はどこにあるのか。
捕われるエレンを見る、ヒストリアの視線には何が移るのか。
今回の事件の実行犯、アッカーマンの名を持つケニー、彼の目的は。


次第に明らかになる人類の権力争いの歴史。
人類と巨人の歴史が根源に向かい収束していく。


戦いとも違う、醜い人の業をまざまざと見せつけられる16巻。
疑心暗鬼、人は人を陥れ、騙し、殺し、巨人をも利用して世界を作ってきた。
それでも、最後エレンヒストリア、両者の心の変遷は実に醜く美しいと思う。

これまでは、巨人の脅威に団結した共通意識としての正義が描かれていた。
しかし核心に近づく程に、104期兵の新兵達個々の人格の中に、迷いながら、間違いながら「自分の正義」が生まれ始めているのが解る。
作中、歴史の「節目」に居合わせた壁の中の少年少女は、新しい人類になれるのだろうか。



04/15 22:48 | 漫画 | CM:0 | TB:0
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