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2015年 夏実写映画化 進撃の巨人 16巻
2015年 夏実写映画化 進撃の巨人 16巻 レヴュー

ついに来るところまで来た進撃の巨人本編。

クリスタこと、ヒストリアレイス決心の時。
ヒストリアというネーミングにもミーミングを感じますね。

ここ数巻、物語は巨人そのものの脅威よりも、全ての根源に迫る内容になってきたなぁ。

16巻は、
「地下」で、ロッド・レイスに捕われたエレンと、クリスタ=ヒストリア・レイス(以下ヒストリア)は、レイス家の血脈の重要な意味が語られる。

エレンと触れ合い、ロッドの吐露を皮切りに、忘却していたヒストリアの過去が鮮明に脳裏に蘇る。
幼少の頃、姉フリーダ・レイスと暮らした記憶。
ヒストリアロッドに、姉はどこにいるのか?と疑問を投げかける。
その時、思わぬ人物の名前が・・・・
エレンの父、グリシャ・イェーガー
彼が、フリーダや他の家族を殺したという。
衝撃を受ける、エレンヒストリア

その同時刻、リヴァイ率いる調査兵団は「地下」への突入準備に入っていた。

はたして、ロッドの言葉の真偽は、真意はどこにあるのか。
捕われるエレンを見る、ヒストリアの視線には何が移るのか。
今回の事件の実行犯、アッカーマンの名を持つケニー、彼の目的は。


次第に明らかになる人類の権力争いの歴史。
人類と巨人の歴史が根源に向かい収束していく。


戦いとも違う、醜い人の業をまざまざと見せつけられる16巻。
疑心暗鬼、人は人を陥れ、騙し、殺し、巨人をも利用して世界を作ってきた。
それでも、最後エレンヒストリア、両者の心の変遷は実に醜く美しいと思う。

これまでは、巨人の脅威に団結した共通意識としての正義が描かれていた。
しかし核心に近づく程に、104期兵の新兵達個々の人格の中に、迷いながら、間違いながら「自分の正義」が生まれ始めているのが解る。
作中、歴史の「節目」に居合わせた壁の中の少年少女は、新しい人類になれるのだろうか。



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04/15 22:48 | 漫画 | CM:0 | TB:0
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