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ぱむたべたい

徒然レビュー

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 カレー野獣館 赤・黄・緑・黒

『カレー野獣館』著 虹釜 太郎
赤・黄・緑・黒      
(2014年12月25日発売)
カレー野獣館

第一声に言いたい事がある。
この本は、カレーについて、スパイスについて書かれた解説書や参考書の類ではない。
世にも奇妙な、カレー「奇書」である。
この本に出会った時の第一印象といったら、もう。
全四冊からなる短編集なのだが、文字通り、赤・黄・緑・黒の装丁。
インドの露店にところ狭しと並ぶ、なんともむせ返りそうなスパイス達をそのまま手に取ったような装丁。

語弊があるかも知れないが、確かにカレーやスパイスが中心の物語。いや、手記なのかもしれない。
語り手が見聞きする情景全てに、カレー、またはスパイスがとけ込んでしまっている。
そこから、著者は、文字を書いているのではなく、カレーを作っているのだと確信する。

装丁の、色の違いなのだが、明確にテーマが違うといったことはなく、通して読んでみると、各食、もとい各色、読後感が違うことにお気付きになると思う。
赤は刺激的な辛さ黄は少し酸味の効いた辛さ緑はマイルドな辛さ黒はデスソースのような辛さ
私の読後感はそのような印象だった。
心理テストではないが、好きな色を選び、味わっていただきたい。

読んではいけない。食べるが正しい。



織田作カレー食べたいなぁ・・・







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